うすのろと阿房な話

個人化された日常にあること 気になったことを。 白南風(しらはえ)とは梅雨が明ける6月末ごろから吹く、爽やかな空気を運ぶ南風のことを言います。

夏の日差しは嫌いじゃないが  正直、得意ではない。

5月も最終週にさしかかり、十分暑いと表現できる気温になってきている。

 

水分は過剰といえるほど飲んでいたが、皮下脂肪も多く、筋肉量もそれなりにあり、且つあまり野菜類を食べなかったこともあってか、なんとなく体の熱がうまく外部に放出できずに籠ってうつ熱するような感じがあった。これはもう気持ちでどうにかできるレベルじゃない。不快だ。不快すぎる。

 

なんとかせねば夏を暮らせんぜ。と思い足を水に浸してやしたり、霧吹きスプレーで腕や首などを適度に湿らせたりと工夫したのだが、やっぱり暑い。この内側から熱がモワモワとにじみ出てくる感じが極度に不快だ。

 

それだけじゃない。暑さに頭がやられ、ボヤーっとしてしまう。氷水などをガブガブ飲んだりも効果はそれほど上がらない。したたり落ちる汗の量が増えてるだけだ。

 

ぬるいな・・。的なやせ我慢にも限界はある。

 

最低気温が25℃を超えると、もう熟睡どころじゃなくなってしまう。夏バテしないように、とクーラーを控えてるのが完全に裏目に出て寝不足。何度繰り返したことやら。

 

さて、どうしたものか。

 

良い方法がある。首や脇の下にある、比較的表皮に近い所を通る大きな血管を冷却剤(アイス〇ンとかその類のもの)をあてて冷やす。または、氷枕などを使う。

 

すると頭のモヤモヤが瞬時に晴れてくる、冷やしている間は汗もあっという間に引いていく。猛暑の季節は10cm四辺の小さいもので、いいとこ20分±5分くらいしかもたないが効果はかなりのもの。

 

冷却された血液が身体を駆け巡るので、最も少ないエネルギーで内部から体を冷やせるし即効性も申し分ない、冷房をガンガン使う必要などない。冷えすぎたと思えば離せばいい。人より2~3度、いや下手したら5℃くらい体感温度が高い自分にとっては、非常に重宝する冷却法だ。

 

外気が32℃を超えた時点で一般的には人間が活発に活動するのには適していないと考える方が妥当だが、そういうわけにはいかない場合もある。

 

赤道近辺に長らく住んでいる民族さえ、昼間一番熱い時間帯にはシエスタ(昼休憩)のようなものをとり気温が下がってから動き始めるという。湿気には比較的強いとは言え、ホットヨガじゃないんだから過酷な熱環境でのハードワークは無理がある。頭が動きづらくなったら効率も悪い。

 

しかし、いつから夏とはいえ最高気温35度超がふつうに思える気候になったんだ。いささか過ごし辛い。熱帯指定されるのもそう遠くじゃないぜヒートアイランド

 

ちなみに、冷やした水分を大量に飲んで、胃腸を冷やしたところに、消化に時間のかかる油もの等をたくさんとると、内臓に疲労が蓄積して非常によくないようだ。私見だが栄養不足とともに、ここらへんに食ボソリや粘り強い疲労の継続など、夏バテの大きな要因が潜んでいるとみている。

 

トマトや胡瓜(他にもたくさん)、水分の多い夏野菜なども体を冷やす効果はかなりのものである。顕著に違う。対照的な実験をしてみたら一発でその効果を体感できる。香辛料などを含んだ熱い鍋で汗を無理やりださせるのもいい。

 

当然 食も大事。

 

夏バテしたくねーが、今年の夏は気合で乗り切る!と言う前にできることは身近に結構あるんだぜボーイ。