うすのろと阿房な話

個人化された日常にあること 気になったことを。 白南風(しらはえ)とは梅雨が明ける6月末ごろから吹く、爽やかな空気を運ぶ南風のことを言います。

チャンピオンズリーグ13-14 レアル vs アトレティコ

ひさしぶりにレアルの試合をフルで見る。

 

ダービーがCL決勝ってのも、アトレティコの好調ぶり故だね。

昔、中盤のクリエイターだったはずのモドリッチとW杯絶望説さえ囁かれたケディラが守備に良く走る走る。

ちゃんと押し込んで崩すやり方より、引き込んで前にスペースを空け、スペースのある状況でスピードで優位に立てる状況をつくって、3人の長所を生かすようなやり方を徹底している。サイドからのアーリークロス多くて、中途半端に押し込んで横パスかっさらわれるより、ウイングでの個の力で多少可能性は低くても、一発狙いでやり切る感じ。伊監督故、なるほどとは思うがこれだけ豪勢なメンバーそろえて、超リアリズム。

 

 中盤の潰し合いは互角か、ややアトレティコ優勢に見えた。効果的なカウンターもそれほど許さず、アトレティコが1-0で終わるかなと思ったが、セルヒオがタイムアウトギリギリ、値千金のヘッダーで同点。

 

パッと見の印象だが、レアルは0-1で負けてて攻めないと終わりなんだが、それほど焦ってバランスを崩して無理やりっていう感じには見えなかった。こぼれ球をよく拾えてたからなのか、下手な取られ方をせず、攻めをやり切れてたからなのか。

 

3本の槍が得点をもぎ取ったのは確かなんだがそこが勝因というより、相手を四つで受けた上での粘強い守りが勝ちを呼び込んだ感じか。前の4人がすごく守備をしていた感じでもないのに、アトレティコのカウンターでのフィニッシュのいい形がない。なんでだろう。

 

後半から出てきた左サイドDFマルセロのサイドチェンジは半端なかった。低い弾道故、受け手に着くまでに時間がかからない。上手くスライドしたとしても受けての態勢が十分でDFが後手になりやすい。コンフェデで日本も痛い目にあったが、W杯でもしブラジルと当たったら脅威だ。

 

どーでもいいが、C.ロナウドの体つきは異常。動くたびにバチバチ音がしそうなくらいの筋肉の隆起ぶり、奈良で見た仁王像レベルのケモノ感。絶対、業界間違えてる。